あいさつを見直すと集中力が上がる■「あいさつ」を見直すと集中力が上がる 2008年03月07日先日、幼稚園の説明会に参加してみました。 まだ先の話ですが、たまたま予定の入っていない日だったので。 そこで、園長先生の話の中になるほど!と思ったことがあったのでここにも書いておきたいと思います。 「伸びる可能性を持っている幼児をどう育てていくか。 大人は何をしてあげれば子どもの芽を摘まずにぐんぐん伸びる環境を作れるのか。 まず、園で力を入れているのが、きちんと「あいさつ」のできることです。」 そんな小さなこと? そんなの当然のことでしょ?という保護者の反応の中、園長先生は続けました。 「いろんなところへ好奇心が向かう幼児が、相手に向かって声を出し、あいさつをするということは、自分の集中力を相手に向けるスイッチを入れるということです。 集中力とコミュニケーションのスイッチを入れることをあいさつから学び、習慣にしてくことが大切です。」 ちょっと想像してみてください。 教室で、起立・礼「おはようございます」・着席 の場面。 教壇に立っているあなたとしっかり目が合って、元気な声であいさつした生徒と、目も合わず声も出てなくて立って座っただけの生徒。 次の第一声の指示を聞き逃さないのはどちらか。 確かに、あいさつをするということで、相手の言葉に集中するように脳に指令を出していると言えますね。 私は、教室責任者時代、人としてあいさつができなかったり言葉づかいもきちんとできないのに有名校にこだわる受験生が大嫌いでしたので、自分の個人的な考え方から、塾の生徒にあいさつを徹底していました。 保護者の方からも支持していただいていたので、気持ちのいい挨拶は一つの特徴だったと思います。 少人数のクラスでしたし、しないと目立ちますしね。 目が合わない生徒がいたり、声が出せてないときには、「はい、もう一回しよ。(^_^)」を何度でも繰り返しました。 教室に入ってきて事務所のところで「こんにちはー」と入ってくる生徒に無言の子が混じっていれば、「体調悪いの?大丈夫?・・・じゃ、もう一度元気よくあいさつしてから入っておいで。」 勉強とは別の部分・・・のつもりでしたが、これが結果的に授業をする講師への集中力を高める効果もあったんだなぁと園長の話を聞いて、ママモードではなく完全に講師モードに。 『PRESIDENT Family』『AERA with Kids』など雑誌の教育の記事も、家庭での生活の当たり前のことを当たり前にすることという切り口のものが増えました。 食事や生活サイクルや家族の会話とかそういう子どもの土台となる部分を充実させずに、ハードな受験勉強をしても消化不良に陥りやすく子供達の心体のバランスを崩しやすいと。 あいさつがマンネリ化している小学生も多いですよね。 中途半端なあいさつしちゃっているとしたら、たくさん聞き落としているものがあるかもしれません。 もう一度、見直してみませんか? 相手へのコミュニケーションのスイッチ、集中力のスイッチ、丁寧に挨拶をすることで磨かれていくと思ったら、軽視できないですね。 家族間でのあいさつが定着していない子はあいさつを恥ずかしがる傾向にあるそうです。 まず私達親から元気よくあいさつ。 応援のクリック1票よろしければ、お願いいたします。↓ →TOP(FREE PAGE 記事一覧)にもどる。 ジャンル別一覧
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